表題の記事をネットニュースで見かけたので、気になって調べてみた。
(第6の味覚は「脂味」 米パデュー大の研究チームが発見 - ねとらぼ)

元の論文はこちら(Oleogustus: The Unique Taste of Fat

現在、本文を読める環境ではないため、Abstractのみ読んでみた。


以下、意訳

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シンプルな実験の驚くべき結果により『脂味』という第六の味覚の存在を示唆された。
しかしながら、今回の実験では本当に『脂肪酸』の味(感覚)が他の味覚と異なっているという証拠は不十分である。

我々はパーセプションマッピングという手段を用いて中鎖および長鎖脂肪酸が他の味覚(甘味、酸味、塩味、苦味)と異なっているということを示した。
実験の結果、「脂肪酸」には「うま味」と重複する点も見られたが、これは本当に「脂味」が「うま味」に近いものであるというよりは、被験者が「うま味」に慣れていないためだろうと思われる。

短鎖脂肪酸は酸味に似た感覚を刺激するが、脂肪酸鎖が長くなるにつれこの感覚は変化する。
アルキル鎖の長さによる「脂味」の口内刺激の違いは食品生産が発展や臨床所見、公衆衛生理念において新たな知見を示す可能性がある。

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かなり雑な訳ですが、いかがでしょうか。

私の分野だと、
「で、メカニズムはどういうのが想定できる?」って質問したくなりますね・・・・

まあ、やっぱりアブストだけじゃわかりませんね。
本文を読まないと。


以上、私でした。