前記事の続き。

[3] ヘビを溶かした話⓵

肉を溶かすという工程は、骨格標本を作るうえで最初の山場といっていいと思う。
ネットを見渡すと、この工程に対して、

・重曹水で煮る方法
・入れ歯洗浄液に漬ける方法
・パイプ洗浄剤に漬ける方法

など、様々な手段をとっている記事が散見される。

しかし、今回は突発的な出会いでもあり、これらの物品が手元にない。

ここでふと、衣料用の漂白剤が目についた。
漂白剤の成分は次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウム。
これを使っても、肉は溶けるのではないだろうか?

ということで、漂白剤にヘビを漬けてみた。
おおむね、3~5倍に希釈しヘビの全身が浸かるようにする。
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漬けてすぐに液が茶褐色になる。いかにも溶けそうだ。



漬けてから一時間が経った。
肉の薄い側面が大分溶けている。
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この後、所用あり外出した。
少し溶けるペースが速いと感じたため、外出前に倍程度に希釈した。


かくして10時間後に帰宅。
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大分溶けている。

ここで、一度ハイター液からヘビを出し、ピンセットで除肉した。
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どうも、脊椎の上の筋肉が溶け残っているようだ。
少しエステル化している可能性が脳裏によぎる。


そこで、肉を溶かす手法を変え、外出時に購入した入れ歯洗浄剤に改めて漬けてみた。
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あまり画像が多いとページが重くなるため、この記事はこの辺りで。
次の記事が最後。私の失敗譚となる。